秋の味覚4
代表のタニムラです。
名古屋では、秋が始まったようで、まだ夏のような気がする2022年の10月初旬ですね。
それで思い出したのですが、私はかつて新潟に10年住んでいましたが
「新潟には秋がない」
と言われていました。
そこまで言い切ると大袈裟ですが、あながち間違いではありません。
涼しくなってきたな。と思ったら、すぐに空をどんよりとした雲が覆いはじめ
それほど寒くはなくても「冬の空」になってきます。
涼しくて、青空もきれいな、秋らしい天気はそれほど長くは続きません。
しかし、それだけに、わずかな秋の期間は「秋のよろこび」を感じることができます。
さて、今回は「秋の味覚」がお題ですが、私が推したいのは「銀杏」です。
小さいころ、茶碗蒸しそのものはそれほど好きではなかったのですが、
茶碗蒸しに入っている銀杏が大好きでした。
銀杏の食べ過ぎはよくないとのことで、器に1個だけ入っている銀杏を掘り当てるのは
幼少期の自分にとっては宝探しのような感覚でした。
今では茶碗蒸しそのものも好きになりましたが、初めて茶碗蒸しに銀杏を入れることを思いついた人は強くリスペクトします。
さて、茶碗蒸しの銀杏も好きですが、煎って、割って食べる方が好きですね。
ビールを飲みながら、100円ショップで買ってきた「ぎんなん割り器」で割って食べる。
黄金色の輝き。
“the秋”とも言えるフレイバー。
“たくましくなったグミ”のような歯ごたえ。
わずかな苦みを含んだ、オトナの味。
至福の秋のひとときです。
ですが、まだ今シーズンはスーパーマーケットに行く度に銀杏を探しているのですが
まだ銀杏に出会っていません。
パックされた水煮のはありますが。
ついネットでポチりそうになるのを我慢して(なんとなく)、店頭で愛しの君に出会えるのを楽しみにしているのであります。