初心に戻って2
代表のタニムラです。
すっかり秋ですね。この気候、最高です。
10月って素晴らしい!
さて、今回のお題は「初心に戻って」
私も、中小企業の経営者の一員であり、「中小企業家同友会」に所属しています。
その会では、規模でいえばTVのCMを打っているような会社もあれば、1人で経営されている会社もあり、
100年続いている会社もあれば、創業直後の会社もあり、本当にマチマチです。
そんな中、互いに学びあい、刺激しあい、とてもよい会であり、
「もし、自分が同友会に入ってなかったら、まだピンで会社をやってるんじゃなかろうか」
と、よく考えます。
私から見て、同友会のいいところは
「社員さんも幸せでなければならない。自分さえ儲ければいいのではない」
と思っている経営者がほとんどな点。
キレイごとかもしれませんが、私も心底そう思います。
このためには「周りへの感謝」とか「人生我以外皆師」の謙虚さとかが大事だと思うのですが、
会社がうまくいくと、この点を忘れてしまう経営者がたまにいます。
そうなると、その会社は何かしらおかしくなります。
中小企業なんで、経営者の姿勢が会社に対してプラスにもマイナスにも、すぐに効果が出るんですね。
これは経営者の姿勢の問題ですが、
自分が常に考えている「こんな会社にしなければならない」という大きなポイントは
「客観的に見て、自分の子どもを入社させたいと思う会社」
です。
そんな会社はどんな会社か?
一般論になりますが、私の考えでは
・簡単にはツブれなそう
・成長できて、転職しようと思えばできるスキルが積めそう
・ホワイト(当たり前か)
・パワハラ、セクハラがない
・有給を気兼ねなくとれる
てな感じでしょうか。
ちなみに、私が学生のとき「こんな会社に入りたい」と思っていたのは
「給料高くなくていいから、ちゃんと土日休める会社」
でした。
ところが、システムの会社に入社してみると、残業休出バリバリだったのですが、シゴトがあまりに楽しくて
「楽しいし、成長できるし、残業代いっぱい。ヒャッハー!」
でした。
入社1年目のある月、残業代モリモリで手取りが50万円を超え、母親が給与明細を神棚に上げていたのはいい思い出。
その時、帰宅は3日に1回で、出勤時には2泊分の着替えを持って出勤していましたが、まったく苦には感じませんでした。
周りの経営者から
「最近の若いモンは、休みがほしいとか残業したくないとか。。。」
というようなグチを聞くことがありますが、私は
「当然だろ」
と思います。
私が社会人になったばかりのころは、たまたま
「とにかく楽しかった」
「強いやりがいを得た」
「残業休出代がマトモに払われた」
「上司や先輩方がリスペクトできる人だった」
だったので、残業休出上等!
となりましたが、今思うと超絶ラッキーな環境だったのでしょう。
本当にいい会社で、私への評価も毎年「これ高すぎだろ」と思うものでしたが、夢を追うために4年9か月で経営コンサルティング会社に転職しました。
話がそれましたが、今回のテーマは「初心に戻って」です。
自分が経営するハートビートシステムズも、
新卒直後の自分のように感じる会社で
客観的に、自分の子どもを入れたくなるような会社で
経営者さえ儲ければいいはNG
経営者は社員さんを主とした感謝と謙虚の姿勢を忘れない
でなければならないと思います。
そう考えると、わが社はだいぶ足りないなあ。と正直感じるのですが、
必ずやそんな会社を実現させる。という初心は死守する所存です。
最後になりますが、11月8日~10日のメッセナゴヤ2023(ポートメッセなごや)に今年も出展します。
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