涼をとる方法4
代表のタニムラです。
8月もそろそろ終わりですが、名古屋でも年間の猛暑日記録を更新するなど、まだまだ暑い日が続いています。
と思ったら台風。今週後半は東京に行くので新幹線が走ってくれるか心配です。
そんな中、今回のお題は「涼をとる方法」です。
私が紹介するのは「Youtubeの怖い動画をラジオがわりに流す」という方法です。
怖いと言うと、怪談や心霊現象などが思い浮かぶかもしれませんが、私の場合は
ニュース速報などのフェイク動画。
あるテレビ局が電波ジャックとされたときの内容とされる「ワイオミング・インシデント」。
日本が他国に侵略され、いよいよとなったときに放送予定だったとされる「尊厳維持局」など。
これらは不協和音、ノイジーな画面や音、普段使わないようなフォントなどが効果的に使われ
誰かが創作したもの。とわかっていても不気味で、背筋に涼しさを感じます。
ただし、これらは画面を見ないといけないので、ラジオ扱いできないのですが。
しかし、創作物ではなくリアルで、音声だけで涼しくなるものの1つが「暗号放送」。
スパイへの情報伝達の短波放送ですね。もちろん暗号なので内容はわかりませんが。
ロシアの「UVB-76」、北朝鮮の「A3」がYoutubeでヒットしますが、実際にこんな電波が飛んで、いったい何を指示してるんだ。と考えると涼しくなります。
また、さらに紹介したいのが短波ラジオの「しおかぜ」。
北朝鮮に拉致されている日本人向けに放送されている短波放送です。
前述のフェイク動画と違い、真面目に製作され、誰かが命がけで聞いている可能性のあるものを楽しもうとするのは不謹慎かもしれませんが、
「しおかぜ」は寄付を募ってるので、その知名度アップの一助のためにも紹介します。
放送内容の詳細は、しおかぜのWEBサイトを見ていただきたいのですが「あなたたちを救出しようとしていますよ」というような内容です。
中には「もし船で脱出した場合の日本上陸時の注意点」なんかもあります。
それを聞かせまいと妨害電波が発せられるのですが、しおかぜもそれをかいくぐろうと、
予め決められた5つの周波数のうち、2つから同時に電波を発しています。
妨害電波の音とともに聞こえてくる悲壮な内容。放送を本来聞かせるべき人はほとんど知らないはず。そもそもこのような放送をしなければならない現状。
背筋に涼しさを感じながら、いろいろ考えさせられます。